甘い汁だけじゃなく相当金も中抜きしてたな?直感だ。中抜きがないかは証拠もないか?

80)北九州市で撃たれた元刑事「イッさん」の評判(12年5月7日)

 福岡県北九州市で警察と暴力団のいがみ合いが過熱化している。
 まず4月19日朝7時すぎ、小倉南区の路上で福岡県警の元警部(61)がバイクに乗った男とすれちがいざま、無言で拳銃数発を撃たれ、うち2発が左の太ももなどに当たった。元警部は4週間の重傷を負ったが、命に別状はない。

 県警によると、元警部は約33年間暴力団捜査に従事し、退職前は指定暴力団・工藤會対策の特別捜査班長だったとか。県警は元警部が退職後、「保護対象」として自宅周辺を巡回警備していた。

 警察庁は事件が発生すると、九州管区警察局に対し『福岡県警に機動隊員ら数百人を派遣せよ』と指示した。松原仁国家公安委員長も21日に事件現場を視察し、「銃撃事件は法治国家日本に対する挑戦。通信傍受の拡大やおとり捜査など捜査手法の高度化が必要だ」などと息巻いた。元職だろうと、警察は警官が撃たれれば躍起になって仇捜しを始める。

 事件はまだ解明の端緒さえ掴めていないのだが、県警は早くも「工藤會による犯行の可能性が高い」と公言、撃たれた元警部は「暴力団捜査のスペシャリスト」「正義感が強く暴力団に物が言える刑事」「工藤會捜査に尽力したベテラン警察官」などと情報を流し、事件は「警察への挑戦。工藤會と全面対決」と、職務質問や検問を乱発して市民を辟易とさせている。

 だが、地元警察内部にさえ「元警部は暴力団と癒着して情報をもらう旧型のデカ。よほどあざといマネをしたから撃たれたんやろ」と冷ややかな見方がある。工藤會でも元警部はきわめて評判が悪い。同会の幹部が言う。