【山口組分裂】山口組総本部に稲川会(東京)幹部ら訪問…警察当局、抗争を警戒
指定暴力団山口組総本部(神戸市灘区)に15日、全国3番目の勢力がある指定暴力団稲川会
(東京都港区)の幹部らが訪問したことが捜査関係者への取材で分かった。両団体は友好関係に
あるとされ、山口組の直系組長らも集まり、何らかの会合が開かれたとみられる。
8月下旬、山口組から絶縁・破門処分を受けた直系13団体の組長が新たに神戸山口組を結成。
山口組でも最大勢力だった山健組(神戸市中央区)の井上邦雄組長(67)が初代組長に就いた。
今月5日、神戸山口組の定例会とみられる会合に、全国2番目の指定暴力団住吉会(東京都港区)
幹部も出席。捜査関係者によると、新組織結成の協議に際して「立会人」などの立場で出席したと
みられている。
警察当局は、山口組と神戸山口組が、東京を拠点とする暴力団を巻き込みながら抗争に
発展する可能性もあるとして、警戒を強めている。
産経west 2015.9.15 13:01更新
http://www.sankei.com/west/news/150915/wst1509150040-n1.html