東京府


東京府(とうきょうふ)は、1868年から1943年までの間に存在していた日本の府県の一 つであった。現在の東京都の前身に当たる。府庁所在地は東京市。 旧東京府地域の 現状および東京府が存在しない時期の歴史については「東京都」を参照 ...

行政[編集]

東京府の府庁舎は、1868年の開庁時には江戸城幸橋門内(現在の千代田区内幸町1丁目)の大和郡山藩上屋敷を接収して使用した。1894年、麹町区有楽町に新庁舎が完成したため移転した。新庁舎は東京都庁の丸の内庁舎として引き継がれたが、旧建物は戦災で焼失している。

大久保 (新宿区)

大久保(おおくぼ)は東京都新宿区にある町名。現行行政地名は大久保一丁目から大久保三丁目。
大正時代から終戦までは戸山界隈とともに華族実業家の邸宅街として知られ、前田利為侯爵や安藤子爵、室町伯爵、北大路男爵などの、それぞれ400~500坪から1000坪ほどの邸宅が立ち並んでいた[2][3]。大久保やその近辺には小泉八雲西條八十吉江孤雁国木田独歩水野葉舟前田晁前田夕暮といった文学者が住み、クラブに集まり、投扇興という京都風の風雅な遊びを楽しんでいた[4]
島崎藤村下村湖人岩野泡鳴戸川秋骨田岡嶺雲嵯峨の屋おむろ竹越三叉松居松葉、草野柴二、服部嘉香、金子薫園といった文人住民であり[5][6]、当時の大久保は「樹木に囲まれた閑静な住宅街で、文筆家や芸術家の集まる土地」で[7]「大久保文士村」とも呼ばれた[8]

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