消費者は必要なもの、欲しいものを 値下がりするからといって10年も待ち続けることはない←当たってる


慶應義塾大 まともだな 着眼点は合ってる

これ言ってるの アメリカ人か?

536名無しさん@1周年2018/11/16(金) 04:40:41.20id:AMnK2Wez0
デフレは、不況や経済成長と無関係だという歴史的事実 

デフレが不況をもたらすという誤解 

 もうひとつのデフレ批判によれば、商品の値段が下がり続けると、 
人々は将来も値下がりが続くだろうと予想し、もっと安くなるまで買い控えるようになるため、商品がますます売れなくなり、 
不況になるという。この悪循環は「デフレスパイラル」と呼ばれる。 

 だが、こんなことは実際にはない。 

慶應義塾大学大学院准教授の小幡績氏は、次のように指摘する。 

「消費者は必要なもの、欲しいものを 
値下がりするからといって10年も待ち続けることはない。せいぜい、バーゲンになったら買おうと衣料品を 
数カ月我慢するだけのことだ。(中略)物価の継続的な下落により消費を先送りしている消費者は存在しない。 
デフレスパイラルは存在しないのだ」(『円高・デフレが日本を救う』<ディスカヴァー・トゥエンティワン>より) 

  

確かに、人は将来の価格を予測する際、過去の価格の動きを判断の参考にする。しかし、それはあくまで、 
さまざまな要素のうちのひとつにすぎない。過去に商品の値下がりが続いたからといって、 
今後もそれが続くと信じなければならない理由はない。 

  

デフレは不況をもたらし、経済の成長を妨げるという主張は、歴史的な事実にも反している。 

  
ミネアポリス連銀のエコノミスト、アンドリュー・アトキンソンとパトリック・キホーは2004年の論文で、 
米英独仏日など17カ国を対象にデフレと不況の関係を調べた。各国について少なくとも100年間のデータを集め分析したところ、 
1930年代米国の大恐慌ではデフレと不況の間に緩やかな関連らしきものが見られたが、 
そのほかについてはデフレ期の90%近くが不況でなかった。 

 著者たちは「データを見る限り、デフレと不況の間には 
ほとんど何の関係もない」と結論づけている。 


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