氷山減少と連動してる?

ヘトリスヘイジ発電所では地下深くからくみ上げた熱水を使ってタービンを回しており、もう一つの発電所と合わせて首都レイキャビクの電力需要を賄っている。

ヘトリスヘイジ発電所で排出される二酸化炭素量は年間4万トンと、同規模の石炭火力発電所の排出量の5%に過ぎないが、今後は発電量を増加させる予定で、それに伴い二酸化炭素の排出量の増加も懸念されている。
研究チームはこれまで二酸化炭素のみを地中に貯留する実験を行っていたが、2012~2013年に実施したパイロットプロジェクトでは、250トンもの二酸化炭素、水、硫化水素の混合物を深さ400~800メートルの玄武岩層にポンプで注入して経過を観察してきた。
その結果、大半は数か月で炭酸塩鉱物に変化し、2年以内に95%が鉱物化したという。