<台湾地震>倒壊の16階建てビル 一部鉄筋が必要量の半分



同時期に三棟建設している事までわかったのね。その三棟のうち、今回の対象一棟は倒壊

し、あとの二棟はクリアだったと。

という事は、その一棟だけ 同じクオリティーじゃなかったと、まず断言できる。

同時期に作ってるというならば、同じ材料と同じ作りだろうから。そこが確認要綱追加。

それから、その16階のそのビルはどんどん解体と撤去が進むと、いやでも底が見えてくる。

そん時に、地面にどう柱が残っているのか、それもまた建物診断の基準になる。

たとえばだけども、その建物が倒れた時にそのエリア内の小物建物も

ひきずられて転倒してる可能性が、今 あたしにある。

あのビルが倒れる時にかかる負荷が、建物の根っこに、あとは地面に伝わった時

他のも揺れと地ひびきで共倒れ

今 そんなふうに感じるけど、確信はまだない それは。

なんせ、あの一角だけ あんなふうに 畳み掛けるように左からも右からも倒れこんでる

っていうのは、地震が全体に伝わっただけなのに 妙だ。

そして子供がかなりいたというのは、悲しいことだね。上階が崩れていく時の遠心力で

どこに飛んでいったのか 地面なのか

あと、そっち方面で手の空いてる人は、遺品集めしてやるのもいいと思うよ。

ガレキ片付けをざっくりやりながらの遺品は 見逃しがちだけど

もしかしたら、身内の人がそれを欲するかもしれないからね。

写真とか カバンとか クツとか。

あと、あたしの経験上 現場で見つけたらその位置を写真に撮っておくこと。

これは何年か先にも どこにどんだけ人が雪崩こんだとか 検証すると思うんで

遺品の出てくる場所を記録しておくのは重要。解体作業に邪魔になってはいけないが

それを配慮の上で もし 遺品が飛び散ってるのならば・・・の話。

ちなみに あたしは自分の能力で出来る範囲を教えてあげている。

あと、機械が思いっきりガラガラできないのは、そのガラガラと掘ってる時に遺体が

あったら、傷つけてしまうだろ??  だから 思いっきりのスピードで出来ないんだ。

そこに 遺体を発見しながらの解体撤去作業という 工程が起きている 今。

<台湾地震>倒壊の16階建てビル 一部鉄筋が必要量の半分

毎日新聞 2月10日(水)23時16分配信