砂漠の砂の組成

Wikipediaより

砂の組成
砂漠の砂の組成は砂漠によって異なる。またその組成は、砂漠の成熟度に影響を受ける[2]。砂漠においては昼夜の温度差や氷結によって岩石→礫(れき)→構成鉱物単位に分割され、さらには細粒化する。さらに砂漠環境であっても、化学的な風化作用によって鉱物は溶解する。これら風化作用に対する抵抗性は鉱物によって異なり、かんらん石、輝石、角閃石、Caの多い長石などは風化を受けやすく、Caの少ない長石、石英などは風化を受けにくい。特に石英は抵抗性が高く、成熟した砂漠で最後まで残る鉱物種となる。